みなさま、こんにちは☺️オンラインスタッフのケコです。
気づけば、日差しの強さが少しずつ変わってきましたね。
朝の光。
夕方の空の色。
窓から入ってくる風の温度。
ほんの少し前までは、
どこか春の延長のようだった空気が、
少しずつ夏へ向かい始めているように感じます。
まだ、本格的な暑さではありませんが、
歩いたあとに少し汗ばんだり、冷たいものを自然と選びたくなったり。
身体の感覚の方が先に、季節の変化を受け取っていることがあります。
そんな時期になると、いつものお茶も、少し違って感じることがあります。
朝は、まだ温かいお茶が心地いい。
けれど午後になると、少し冷ましたお茶が、身体にやさしく馴染む。
同じ茶葉でも、湯温を少し変えるだけで、香りの立ち方や余韻が変わっていきます。
温かいお茶から立ちのぼる、やわらかな香り。
少し冷やしたお茶の、静かな清涼感。
その日の気温や、空気の湿度。
今日の自分の体調や感覚に合わせて選ぶことで、お茶はまた違う表情を見せてくれます。
季節が変わるときは、何かを大きく変える必要はなく。
器を少し変えてみたり。
氷をひとつ浮かべてみたり。
そんな小さな変化だけで、日々の空気は少しずつ変わっていく気がします。

たとえば、冷たいグラスに触れた瞬間。
あるいは、湯気の向こうに夏の匂いを感じた瞬間。
「あ、季節が変わったな。」
そんなふうに思うことがあります。
お茶は、季節を教えてくれるものでもあるのかもしれません。
カレンダーより少し早く、身体や感覚の中で、次の季節を知らせてくれる。
少しだけ、夏のはじまり。
その空気を、今日の一杯と一緒に、ゆっくり楽しんでいただけたら嬉しいです。
