お茶との暮らし

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    茶葉まで味わう。新茶と桜エビのサクサクかき揚げ

    新茶は淹れて楽しむだけではありません。やわらかな新茶の茶葉をそのまま使った「新茶と桜エビのサクサクかき揚げ」をご紹介。お茶屋ならではの、茶葉まで味わう贅沢なレシピです。

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    冷たいものの余韻。

    冷たいお茶や甘味のおいしさは、口にした瞬間だけではありません。飲み終えたあとに広がる静かな余韻も、この季節ならではの楽しみ方。一杯のお茶とともに過ごす、夏の穏やかな時間を綴ります。

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    お茶本来の美味しさを、そのまま届けたい。

    お茶屋が作る菓子だからこそ大切にしたいこととは。製造部スタッフが語る、「お茶本来の美味しさ」を届けるための商品づくりへの想いをご紹介します。

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    【麻布台店】「また来たい。」が生まれた、夏のお茶屋さん体験。

    皆さま、こんにちは☺️オンラインスタッフのケコです。今年も麻布台店では、夏休み恒例のキッズワークショップ「お茶屋さんになろう」を開催しました。 イベントが始まる前、とても嬉しいお話を聞きました。昨年参加してくださったお子さまが、自分で合組した世界に一つだけのお茶を、おじいさまへプレゼントされたそうです。「とても喜んでもらえたから、今年も参加したい。」そんな言葉とともに、今年も会場へ来てくださいました。私たちにとって、このお話は何より嬉しい夏の贈り物でした。 今回のワークショップでは、子どもたちに「お茶屋さん」の仕事を体験していただきました。体験していただいたのは、茶商にとって大切な三つの仕事です。・拝見・合組・商品化 普段はなかなか知る機会のない、お茶屋の仕事を、実際に見て、触れて、考えながら楽しんでいただきました。茶葉と初めて出会う時間 最初の体験は「拝見」。煎茶、玉露、碾茶、くき茶、玄米茶。五種類のお茶を実際に見て、香りを確かめ、茶葉に触れていただきました。恐る恐る指先で触れるお子さま。「玄米茶って、おせんべいみたいな香り!」何度も香りを確かめながら、目を輝かせるお子さま。大人にとって当たり前のお茶も、子どもたちにとっては新しい発見の連続です。世界に一つだけのお茶をつくる 次は「合組」。五種類のお茶を試飲し、それぞれの味わいや香り、水色をじっくり観察します。 水色を色鉛筆で描く場面では、一色では表現できない微妙な色合いを、何色も重ねながら一生懸命描いていました。 「このお茶をもう少し入れよう。」「私はこっちの香りが好き。」自分の好みに合わせて茶葉を組み合わせ、世界に一つだけのお茶をつくります。同じ材料を使っていても、出来上がるお茶は一人ひとり違います。それぞれの「好き」が詰まった一袋になりました。 最後は、お茶屋さんとして完成したお茶には、自分で名前を付けます。ラベルにイラストを描き、自分だけの商品が完成。「こんなお茶があったらいいな。」そんな自由な発想から生まれた商品は、どれも個性豊かで、思わず手に取りたくなるものばかりでした。今回で三回目を迎えた「お茶屋さんになろう」。 少しずつ、麻布台ヒルズの夏の恒例行事になりつつあります。今回初めて参加したスタッフも多くいましたが、子どもたちの笑顔に支えられ、二日間のワークショップを無事終えることができました。お茶を知ること。お茶をつくること。そして、誰かを思い浮かべながらお茶を贈ること。今回のワークショップでは、お茶のおいしさだけではなく、そんなお茶の持つ温かさまで体験していただけたように思います。来年もまた、新しい「お茶屋さん」が誕生する夏を楽しみにしています。

    もしもBOXを考える

    「もし○○だったら?」という思考実験から、お茶やものづくりを見つめ直すブランドエッセイ。普段は当たり前に感じている日本茶の価値や、新しい挑戦が生まれる背景を、「もしもBOX」という視点から綴ります。

    冷奴やとうもろこしと楽しむ、水出し玉露

    冷奴やとうもろこしなど、素材を味わう料理に寄り添う水出し玉露。旨味を重ねて楽しむ、夏ならではの食卓をご提案します。

    「おかえり。」の一杯。

    お盆は、ご先祖様を迎える日であり、大切な人が帰ってくる季節でもあります。「おかえり。」の言葉とともに淹れる一杯のお茶。人と人をつなぎ、ゆっくりとした時間を育む日本茶のある暮らしを綴ります。

    立秋。それでも、夏は終わっていない。

    皆さま、こんにちは☺️オンラインスタッフのケコです。 8月に入り、暦の上では「立秋」を迎えました。「もう秋なの?」そう思われる方も多いかもしれません。実は私も、その一人です。 中村藤吉本店のある京都・宇治は、盆地特有の気候もあり、この時季は茹だるような暑さが続きます。天気予報で目にする気温以上に、身体にまとわりつくような熱気を感じる日も少なくありません。蝉の声はまだ力強く響き、冷たいお茶が何よりおいしい季節です。 だから、「秋」という言葉には、まだ少し早いような気もしてしまいます。それでも、夕方になると、ふと風がやわらかく感じる日があります。空を見上げると、夏とは少し違う雲が浮かんでいたり。朝、窓を開けた瞬間の空気に、ほんの少しだけ軽さを感じたり。そんな小さな変化は、気づこうとしなければ通り過ぎてしまうほど、ささやかなものです。 その瞬間に「ああ、季節はちゃんと次へ進んでいるんだな」と思うことがあります。二十四節気の「立秋」は、秋が始まった日というよりも、秋の気配が少しずつ立ち始める頃と考えられてきました。暑さが急に和らぐわけでも、景色が一変するわけでもありません。 昔の人は、目には見えない季節の移ろいを、暮らしの中で丁寧に受け取ってきました。季節は、ある日突然変わるものではなく、少しずつ、静かに重なり合いながら巡っていくものだったのでしょう。そんな季節の変化は、お茶を淹れていると、より身近に感じられることがあります。 真夏には、氷を浮かべた冷茶が身体に心地よく染みわたります。けれど立秋を過ぎる頃になると、不思議と少しだけ味わい方を変えたくなる日があります。氷を少し減らしてみたり。水出し茶をゆっくり味わいたくなったり。あるいは、ぬるめのお湯で淹れた煎茶の香りに心が落ち着いたり。同じお茶でも、季節が少し動くだけで、その一杯が見せてくれる表情も変わってきます。 忙しく過ごしていると、季節はカレンダーの日付でしか感じられないことがありますが、お茶を淹れてみると、昨日までは気づかなかった風や香りに出会えることがあります。立秋。京都の暑さは、まだしばらく続きそうです。それでも、お茶を飲む時間だけは、少しだけ秋に近づいているのかもしれません。今年も一杯のお茶とともに、その小さな季節の移ろいを味わってみませんか。