皆さま、こんにちは。
オンラインスタッフのケコです。
日が落ちるのが早く、一日が静かに終わっていくのを感じる2月の夜。
そんな時間に、ふと恋しくなるお茶があります。
それが 手焙り京番茶 です。
京番茶は、新茶を摘み取ったあとの茶畑で、大きく硬く育った葉や枝を刈り落とし、
大きな鉄釜で手焙りして作られるお茶です。
揉むことができないほど硬い茶葉は、葉の形をそのまま残し、まるで枯れ葉のような素朴な姿をしています。
けれど、この見た目こそが、京番茶ならではの個性でもあります。
焚き火を思わせる「煙香」
京番茶を淹れたとき、最初に立ち上るのは、はっきりとした煙香(スモーキーな香り)。
焚き火、囲炉裏、薪の火。
どこか懐かしく、遠い記憶を呼び起こすような香りです。
味わいは驚くほどやさしく、強い主張はなく、ただ静かに、体に染み込んでいくよう。
香りと味のギャップこそが、京番茶の魅力なのかもしれません。
カフェインが少ない、という安心感
京番茶は、比較的 カフェイン量が少ない お茶です。
そのため、夜のくつろぎ時間に、食後の一服に、ご年配の方やお子さまにも。
2月の夜、テレビを消して、照明を少し落として、湯気の立つ京番茶を一杯。
それだけで、一日の輪郭がやわらかくほどけていくようです。
「派手さはないけれど、忘れられない」
京番茶は、飲んだ瞬間に驚くお茶ではありません。
けれど、「また飲みたくなる」「この時間には、これがいい」そう思わせてくれる、
記憶に残るお茶です。
2月の静かな夜に、焚き火のようなぬくもりを。
手焙り京番茶という選択を、ぜひお試しください。
