みなさま、こんにちは☺️オンラインスタッフのケコです。
京都駅という場所は、日々たくさんの人が行き交う場所。
旅のはじまりや終わり、日常と非日常が交わる、少し特別な空間でもあります。
その京都駅に、中村藤吉京都店がございます。
2008年のオープン以来、多くのお客様にお立ち寄りいただいてきたこの場所を、このたびリニューアルすることになりました。
今回のリニューアルは、古くなった設備を整えるためのものではありません。
いま、そしてこれから、
私たちはどのようなお茶の時間を届けたいのか。
その問いから、すべてがはじまりました。
この15年の間に、日本茶を取り巻く環境は大きく変わりました。
楽しみ方も、届け方も、そしてお客様との関係も。
その変化の中で、改めて考えたのは、「お茶を飲むこと」のその先にあるものです。
ただ美味しいだけではなく、どんな場所で、どんな時間の中で味わうのか。
その体験そのものを、もう一度見つめ直したいと考えました。
京都駅という賑やかな場所にありながら、一歩足を踏み入れると、少し空気が変わる。
そこに流れるのは、宇治の時間です。
茶畑の風景。
ゆっくりと流れる川。
静かに立ちのぼる霧。
本店のある宇治で育まれてきた時間や風景を、この場所にそっと重ねるように。
ただお茶を飲む場所でも、ただ品物を選ぶ場所でもなく、
お茶が生まれる背景や、そこにある時間の流れまでを、感じていただける場所でありたいと考えました。
京都駅というターミナルは、多くの人にとって「通過する場所」。
だからこそ、その中に、ほんの少し立ち止まるための時間をつくること。
急ぎ足の流れの中で、ホッとする場所であること。
それが、今回のリニューアルで目指したひとつのかたちです。
お茶は、日常の中にあるもの。
けれど、その一杯が、その人の時間を少しだけ変えることがあります。
京都駅という場所で、そんな時間の入り口をつくることができたら。
新しくなった中村藤吉京都店で、その空気を感じていただけたら嬉しいです。
みなさまのお越しを、心よりお待ちしております。
