みなさまこんにちは。
オンラインスタッフみどぱです。
6月30日、一年のちょうど半分にあたる日。
京都では“夏越の祓(なごしのはらい)”といい、
半年の間に身に溜まった穢れを落とし、
残り半年の無病息災や、疫病退散を祈願する神事があります。
神社には茅の輪(ちのわ)が設置され、参拝者はくぐって厄除けを行います。
そこで、京都市の北に位置する全国約1万2000社の天満宮、
天神社の総本社『全国天満宮総本社 北野天満宮』へやってきました。
季節によっては手水がお花で彩られているそう🌻
この日は向日葵なども。
そしてこちらが御本殿正面に設置された、大茅の輪。
京都の中でも、最大級の茅の輪です。
茅の輪をくぐって境内へ。
北野天満宮には、水で浮かび上がる「水占みくじ」もありました。
冷たいお水に浸して文字が浮かび上がる様子に、
京都の暑さも和らぐ気がしますね🎋
直径7~8センチの小型の茅の輪もありました。
私も厄除けに、自宅へ飾ろうと思います😊
また、6月30日に食べるとされるのが「水無月(みなづき)」。
京都では馴染みの深いお菓子ですね。
平安時代の京都では、宮中で氷を食べて暑気払いをしていたそうです。
しかし、当時、氷は高級品で庶民はなかなか口にできなかったため、
代わりに形を似せた水無月で息災を祈願したといわれています。
今でも、ういろうの上に乗せた小豆に邪気を祓う意味合いがあり、
夏越の祓には欠かせない和菓子となっています。
みなさまもぜひ、神社の茅の輪くぐりや
水無月でお茶を楽しんでくださいね。
全国天満宮総本社北野天満宮 開門時間:7時00分〜20時00分 ※行事や季節によって変動します。 |