抹茶入りブランダード風パテ

みなさま、こんにちは☺️オンラインスタッフのケコです。

少しずつ気温が上がり、食卓にも軽やかさを求めたくなる季節になってきました。
そんなとき、お茶は「飲む」だけでなく、料理の中で楽しむという選択もあります。

今回ご紹介するのは、フランス・プロヴァンス地方の郷土料理「ブランダード」をもとにした、抹茶入りのパテです。
鱈とじゃがいもを合わせた、やさしくなめらかな口当たり。
そこに抹茶を加えることで、苦味ではなく、旨みの層がひとつ重なります。
抹茶を使ったレシピというと、甘いお菓子のイメージを持たれることも多いですが、その本質は、香りと旨み、そして余韻。
料理の中に加えることで、その魅力がまた違ったかたちで広がります。
このレシピでは、抹茶は最後に加えます。
火を通さずに仕上げることで、香りと色、そのままの風味を保つためです。

口に含むと、鱈のやわらかな旨みと、じゃがいもの甘みが広がり、そのあとに、抹茶の静かな余韻が重なります。
ひとくちごとに、味わいの輪郭が少しずつ変わっていくような感覚。
バゲットにのせて軽くトーストしたり、クラッカーに添えて前菜として。
少し冷やしていただくと、この季節にも心地よい一皿になります。
合わせる飲みものも、少し自由に。
白ワインの軽やかさや、ほうじ茶の香ばしさ、煎茶のすっきりとした余韻もよく合います。
お茶を、料理として楽しむ。
そのひと工夫で、いつもの食卓に、少し新しい発見が生まれます。
抹茶は、甘いものだけではない。
そんな気づきもまた、お茶の楽しみのひとつかもしれません。

ここからは、ご自宅でもお楽しみいただけるように、レシピをご紹介いたします。

 【材料(2人分/バゲット10〜12枚分)】

・塩たら(骨・皮を除く)… 約120g
・じゃがいも … 2個(約300g)
・牛乳 … 140ml
・マッチャスターター… 小さじ1(茶こしでふるう)
・オリーブオイル … 大さじ1〜1.5
・塩 … 小さじ1/4
・黒こしょう … 少々
・バゲットまたはクラッカー … 適量


【作り方】

① じゃがいもを煮る
皮をむいて一口大に切ったじゃがいもを、牛乳とともに鍋に入れ、中火で柔らかくなるまで煮ます(約10〜12分)。

② 鱈を加える
骨と皮を除いた塩たらを加え、さらに3〜4分ほど煮ます。
そのまま火を止め、煮汁も一緒に使います。

③ なめらかにする
全体をフードプロセッサーやブレンダーにかけ、なめらかな状態にします。

塩・こしょう・オリーブオイルを加え、味をととのえます。

④ 抹茶を加える
最後に抹茶をふるい入れ、ゴムベラでやさしく混ぜます。
※ここで撹拌しすぎないことがポイントです(香りと色を保つため)

⑤ 盛り付け
器に盛り、トーストしたバゲットやクラッカーを添えて完成です。

お好みで、追い抹茶や柚子皮、オリーブオイルを少量加えても美しく仕上がります。

料理として味わう抹茶は、
いつもとは少し違う表情を見せてくれます。

その一皿が、
新しいお茶の楽しみ方につながっていきますように。

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