【冷製】中村茶のだしジュレ 〜夏野菜添え〜

みなさま、こんにちは☺️オンラインスタッフのケコです。

暑さが続く8月は、食卓にも涼やかさを取り入れたくなる季節です。

冷たい麺や冷奴、さっぱりとした前菜。
そんな夏の一皿に、もう少しだけ奥行きを添えたい。
そう感じる日もあるのではないでしょうか。

今回は、そんな季節におすすめしたい、少し意外なお茶の楽しみ方をご紹介します。

「【冷製】中村茶のだしジュレ 〜夏野菜添え〜」。

中村茶を低温でじっくりと抽出し、その旨みと香りを、冷たいジュレに仕立てた一品です。

お茶というと、飲みものとして味わう印象が強いかもしれません。
けれど、丁寧に温度を選んで淹れた中村茶には、だしにも似た静かな深みがあります。

ひとくち目には、お茶ならではのやわらかな香り。
そしてそのあとに、じんわりと広がっていく旨み。

昆布だしとも、鰹だしとも少し違う。
けれど、料理の味を支えてくれる、やさしい土台のような味わいです。

中村茶は、いくつもの茶葉を調和させた“合組”のお茶。
だからこそ、ひとつの茶葉だけでは生まれない、重なりのある味わいがあります。

その奥行きを、今回は冷たいジュレというかたちにして、夏野菜と合わせました。

湯むきしたトマトのやわらかな酸味。
おくらの青い風味と、やさしい粘り。
冷やした茄子のとろりとした口当たり。

そこに、中村茶のジュレを添えると、野菜それぞれの味わいがすっとまとまり、ひと皿の中に静かな一体感が生まれます。

見た目にも涼しく、口に運ぶとひんやり。
けれど、ただ冷たいだけではなく、その奥にちゃんと旨みがある。
それが、この一皿の面白さだと思います。

冷酒や冷茶と合わせて、夏のおもてなしの前菜として。
あるいは、お素麺に添えて、薬味のように。
冷奴にかければ、いつもの一品が少し新しく感じられるかもしれません。

「これは、お茶? それとも、だし?」

そんなふうに思っていただけたら、このレシピの楽しさはもう始まっています。

お茶は、甘いものに合わせるだけでも、飲むだけでもありません。
温度を変え、かたちを変えることで、思いがけない表情を見せてくれます。

夏の台所で、中村茶の新しい魅力に出会う。
そんなひとときを、ぜひ楽しんでいただけたら嬉しいです。

【材料(2〜3人分)】

■ 中村茶だしジュレ
中村茶(茶葉) 6g(小さじ山盛り2杯)
水 300ml
粉ゼラチン 3g
白だし(濃縮タイプ) 小さじ1(お好みで調整)

■ 添え野菜(目安)
トマト(湯むき) 1個
オクラ 3〜4本
茄子 1本
※茗荷、枝豆、ヤングコーン、蓮根など、季節の野菜でもお楽しみいただけます。

① 中村茶を低温で抽出する
水を60℃ほどに温めます。
指を入れて「少し熱い」と感じるくらいが目安です。

茶葉6gを急須やポットに入れ、60℃の湯300mlを注ぎ、5〜6分ほどかけてじっくり抽出します。
抽出後は茶こしで漉し、液体だけを使います。

② ジュレを作る
粉ゼラチン3gを、中村茶の抽出液の一部(50ml程度)にふり入れてふやかします。
その後、全体に加えてよく混ぜます。

白だしを加え、味を整えます。
白だしは控えめに加えることで、中村茶の香りと旨みがより感じられます。

容器に流し入れ、冷蔵庫で2〜3時間冷やし固めます。

③ 野菜の準備をする
トマトは湯むきし、食べやすい大きさに切ります。
オクラは塩で板ずりをしてから、さっと茹で、冷水に取って水気を拭きます。
茄子は蒸す、焼く、素揚げにするなど、お好みの方法で火を通し、冷やしておきます。

④ 盛り付ける
器に野菜を彩りよく並べ、スプーンで崩した中村茶ジュレをたっぷりとのせます。
お好みで、柚子皮、大葉、ごまなどを添えてもよく合います。

【おいしく作るポイント】

・中村茶は低温でじっくり抽出することで、香りと旨みがきれいに出ます
・白だしは入れすぎず、お茶の味わいを支える程度に
・ジュレは細かく崩してのせると、野菜によくなじみます
・野菜はしっかり冷やしておくと、より涼やかな印象に仕上がります

ひと匙のジュレに、静かな驚きが詰まった一皿。

暑さの中でも、すっと心がほどけるような味わいを、ぜひお楽しみください。

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