ホタテと新茶の低温コンフィレシピ
みなさま、こんにちは☺️オンラインスタッフのケコです。
料理の美味しさは、味だけではなく、香りでも大きく変わります。
焼きたてのパン。
湯気の立つご飯。
刻みたての大葉。
私たちは、口に運ぶ前から香りを楽しんでいます。
今回ご紹介するのは、新茶を「飲む」のではなく、「香り」として楽しむ一皿です。
お茶の香りは、水だけでなく油にもよくなじみます。
そこで今回は、茶葉をこめ油と一緒に低温でゆっくり加熱しました。
新茶ならではの若々しく爽やかな香りがオイルへゆっくりと移り、ホタテを包み込んでいきます。
口に運った瞬間にふわりと広がる、新茶ならではの青々しい香り。
それは、お茶を飲んだときとはまた違う、新しい味わいです。

このレシピでおすすめしたいのは、こめ油や太白ごま油など、香りの穏やかな油を使うことです。
オリーブオイルのように香りが強い油ではなく、素材を引き立てる油を選ぶことで、新茶の繊細な香りをより素直に楽しめます。
主張しすぎないからこそ、お茶の香りが料理の中で静かに広がります。
| 材料(2人分) 生食用ホタテ(貝柱)…6個 新茶の茶葉…大さじ1 こめ油(または太白ごま油)…大さじ3 塩…少々 |
作り方
① ホタテに軽く塩を振り、5分ほど置きます。
② 表面の水分をキッチンペーパーで拭き取ります。
③ 保存袋にホタテ・新茶の茶葉・こめ油を入れ、空気を抜いて密封します。
④ 60℃のお湯で約30分加熱します。
⑤ お皿に盛り付けて完成です。
ご家庭では鍋でも低温調理器がなくても、ご家庭の鍋やボウルでお作りいただけます。
〈鍋・ボウルの場合〉
沸騰したお湯と水道水を1:1で混ぜます。(約60℃)
保存袋を沈めます。
鍋なら蓋を、ボウルならラップをし、さらにタオルで包みます。
約30分そのまま置けば完成です。
短時間なので、しっかり保温することで十分美味しく仕上がります。
袋の中に残るオイルには、新茶の香りと旨みが溶け込んでいます。
捨ててしまうのは少しもったいないかもしれません。
白身魚のカルパッチョに。
サラダのドレッシング代わりに。
冷製パスタに。
いつもの料理にひとさじ加えるだけで、新茶の爽やかな香りが食卓に広がります。
お茶というと、「淹れて飲むもの」というイメージがあるかもしれません。
でも、お茶が持つ香りは、料理の中でも新しい表情を見せてくれます。
新茶の若々しい香りが、ホタテのやさしい甘みと重なり、暑い季節にも軽やかに楽しめる一皿になりました。
今年の新茶で、"香りを味わう料理"にも、ぜひ挑戦してみてください。

