皆さま、こんにちは。オンラインスタッフのケコです。
一年の中で、最も寒さを感じる二月。
朝晩の冷え込み、底冷えする空気、
手や足先が冷たくなる感覚に、「今日はどのお茶にしよう」と自然と考える季節です。
この時期こそ、お茶を“茶葉”ではなく、“温度”で選んでみる。
そんな楽しみ方をおすすめしたいと思います。
お茶は、温度で表情が変わる飲みもの
日本茶は、同じ茶葉でも、湯の温度によって香り・甘み・渋みの出方が大きく変わります。2月は、外気と体温の差が大きく、お茶の「温度」が、そのまま体感の心地よさにつながる季節。
その日の気温や体調、時間帯に合わせて温度から逆算してお茶を選ぶという考え方が、とても理にかなっています。
朝の冷え込みには、しっかり温かい一杯
冷えた体を目覚めさせたい朝には、少し高めの湯温で淹れたお茶がおすすめです。
香ばしさが立ち上がり、体の芯まで温まるくきほうじ茶は、湯気とともに立つ香りが、
「一日が始まる合図」になるような一杯です。
日中は、少しだけ温度を落として
日中、室内で過ごす時間には、熱すぎないお茶が心地よく感じられます。
60〜70℃ほどの湯温で中村茶を淹れると、旨みと香りが穏やかに広がり、飲み疲れしない味わいに。
仕事の合間や、読書の時間にも寄り添う、“静かな温度”のお茶です。
夜には、温度と刺激を抑えて
一日の終わりには、体と気持ちを休ませるために、刺激の少ない京番茶を。
湯温を少し下げることで、香ばしさや甘みがやさしく感じられ、眠る前の時間にも向いています。
2月は、「体が求める温度」に耳を澄ませる
寒い季節は、知らず知らずのうちに、体が緊張しています。
「今日は、熱いお茶がいい」
「今日は、少しぬるめが心地いい」
その感覚に素直になることも、立派なお茶の楽しみ方。
2月は、お茶を通して、自分の体と対話する月なのかもしれません。
温度を変えるだけで、日常が少し整う
特別な道具や、難しい知識は必要ありません。
湯冷ましを使う。少し待つ。一口目を、ゆっくり味わう。
それだけで、お茶の時間はぐっと豊かになります。
2月はぜひ、「今日は何度のお茶にしよう」
そんな問いかけから、一杯を選んでみてください。
