出会える味わい
前の晩、
ポットに茶葉と水を入れる。
それだけで、
朝には旨味と甘味がゆっくりとほどけた一杯が待っています。
急がず、焦らず。
時間をかけて引き出された味わいは、
夏の朝を静かに満たしてくれます。
暑い暑い夏の日。 瑞々しい緑のなか、汗をかくほど遊んだあとに、 ひんやりと冷たいお茶をごくりと飲んだ記憶。
どこか懐かしく、胸の奥まで満たしていくような、 冷たいお茶の豊かな旨味、甘味。
いつかの夏の情景が、 涼やかな一杯のなかに満ちています。
前の晩、
ポットに茶葉と水を入れる。
それだけで、
朝には旨味と甘味がゆっくりとほどけた一杯が待っています。
急がず、焦らず。
時間をかけて引き出された味わいは、
夏の朝を静かに満たしてくれます。
眠る前、ポットに茶葉と水を入れる。
たったそれだけ。
夏の夜の静かな時間に、明日の一杯を託します。
冷蔵庫の中で、お茶はゆっくりと旨味をほどいていきます。
急がず、焦らず。
時間そのものが、味わいを育ててくれます。
朝、グラスに注ぐ。
澄んだ色。やさしい香り。