お客様を迎えるお茶の出し方。やさしい心づかいと一杯のおもてなし

みなさま、こんにちは😊オンラインスタッフのケコです( ´∀`)

お客様をお迎えするとき、
丁寧に淹れたお茶の一杯って、それだけで心がふっと和らぎますよね。

今日はそんな「お茶の出し方」について、
堅苦しくなりすぎずに、気持ちを大切にしたい場面でのちょっとした工夫や心くばりをご紹介したいと思います。

🍵 お茶はどこで淹れる?
昔ながらの作法では、別室でお茶を淹れて、お盆に載せてお持ちするのが丁寧とされています。
最近では、お客様との会話を楽しみながら、その場でお茶を淹れる方も増えています。
その場で淹れれば、淹れてすぐのお茶をすぐに出せますし、お好みを聞きながら淹れられるのも、
やさしいおもてなしだなと私は思います🌿

🍵 茶托を選ぶときのポイント
お茶碗と茶托の組み合わせも、ちょっとしたセンスが光るところ。

たとえば…
軽やかな玉露用の茶碗には、しっかりとした錫製の茶托を。
薄手の磁器には、漆塗りの上品なもの。
あたたかみのある陶器には、木地の茶托がよく合います。

もし木目の茶托を使うときは、木目が横向きになるように置くと、美しい所作に。
そんな小さな気づかいが、お客様にとっても心地よく映るかもしれませんね。

🍵 お茶とお菓子の出し方
湯呑みに絵柄がある場合は、その絵が見えるようにお客様の正面に向けて出します。
また、お茶とお菓子を一緒にお出しするなら…
お茶は お客様の右手前に。お菓子は 左手前に。

あとから出したものが、先に出したものの前を横切らないように。
これもちょっとした配慮ですが、すてきなおもてなしにつながります。

そして、湯呑みはぜひ、お客様と同じものを。
「お客様には特別な器で、自分はいつものマグカップ」ではなく、
同じ茶碗で一緒に味わうことで、自然と気持ちが近づく気がします☘️

🍵 お茶のいただき方も、やさしく
お茶を飲むときは、
湯呑みを片手にのせ、もう片方の手を添えて、両手でやさしく包むように。

それだけで、所作がとてもきれいに見えますし、
お茶そのものも、少し丁寧に味わえるようになります。

もし、お客様としていただく場面なら、
冷めないうちに一口いただくことも、もてなしてくれた方へのマナーかもしれませんね。

お茶を淹れる時間、出す所作、飲む瞬間。
どれもが、ちいさくて大切な「思いやり」につながっている気がします。

そんな時間を一緒に楽しめるように、
お茶のある暮らしを深めていきましょうね☘️

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