白露の頃、お茶とともに。朝露が教えてくれる秋のはじまり

こんにちは、オンラインスタッフのケコです😊

9月に入り、暦の上では「白露(はくろ)」を迎えました。
草の葉に露が宿り、朝の空気がふと冷たく感じるこの頃──
ようやく、季節が少しずつ秋に向かって動きはじめたように思います。

🌿 秋の気配と、お茶のぬくもり
白露の朝は、ほんのわずかな肌寒さとともに始まります。
冷たい空気の中で、湯を沸かす音。
手のひらで包む湯のみの温度。

そんな小さなぬくもりが、
なんだかとても心に沁みる季節です。

🍵 おすすめは“ぬるめのお茶”
この時期は、熱々すぎないお茶が心地よく感じられます。
たとえば…

玉露をぬるめのお湯でじっくりと

まろやかな深蒸し煎茶を、少し長めに抽出して

冷茶とはまた違う“やさしさ”を感じられる一杯。
ほんのりとした甘みと、静かな余韻が、
秋の入り口にちょうどいいように思います。

☁️ 一杯のお茶が、空の色に気づかせてくれる
空を見上げると、雲の形も、光の角度も、
少しずつ夏とは違って見えてきます。

忙しない日々の中でも、
お茶を淹れるという、ほんの数分の時間があるだけで、
「今日は秋のはじまりだな」と気づけることも。

白露は、秋がゆっくりと姿を見せ始めるころ。
まだ暑さは残るけれど、朝夕の静けさの中に、確かに“季節の変わり目”が宿っています。

そんな変化を味わうように、
一杯のお茶をゆっくりと、じっくりと味わってみてくださいね🍵

 

 

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