寒露の頃、お茶で感じる秋の深まり

こんにちは、オンラインスタッフのケコです😊

10月に入り、暦のうえでは「寒露(かんろ)」を迎えました。
“露が冷たく感じられる頃”とされ、
朝晩の空気に、はっきりと秋の気配が漂う季節です。

空が高く、風が澄んでいて、
ちょっと背筋が伸びるような、そんな美しさ。

🍁 秋の夜長に、あたたかいお茶を
日が短くなり、夕暮れもどこか物寂しく感じるこの頃。
夜の時間が長くなると、自然と、お茶の時間も増えていきます。

ふっと息をつくように、
ぽってりとした急須で、あたたかいお茶を淹れる。

そんな時間が、心の奥までじんわりと沁みていくように感じます。

🍵 今の季節におすすめのお茶
寒露の頃に飲みたくなるのは、やさしい香ばしさをもったお茶たち。

ほうじ茶:軽やかな香りで、夕方にもぴったり

涼しくなった空気とぴたりと寄り添う味わいです。
季節が変わると、気持ちもどこか変わっていくように思います。

忙しい日々の中で、
“変化を感じる”ということすら、忘れてしまいそうなとき。
お茶の香りや湯気が、そっとそれを思い出させてくれる。

寒露は、そんな「気づきの季節」なのかもしれません。ひんやりとした風、草花の色づき、そして一杯のお茶。
深まる秋のなかで、自分自身ともゆっくり向き合えるような
そんな静かなお茶時間を、ぜひ楽しんでみてくださいね🍵

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