ようやく夏の暑さが落ち着いたと思ったら、
あっという間に秋の気候に。
宇治は、紅葉が進むと多くの方が訪れますね。
人々が行き交う四条河原町通りに面した、京都髙島屋の新たな施設、
京都髙島屋S.C.(T8)に
『中村藤吉四条店』がオープンいたしました。
2023年10月17日『中村藤吉四条店』がオープン
四条河原町は、たくさんの茶に関する素敵な店舗や、
素晴らしいプロダクトに溢れた場所です。
そこに私たちができる、「日本茶でできること」とは何か。
抹茶スイーツだけでなく、玉露や煎茶など
抹茶以外の日本茶が注目される、「分かち合う」場所へ。
見どころ - 縁、円、○
コロナ禍で進めた四条店のデザイン キーワードは「縁、円、○」
コロナは人々の出会いや交流を止め、 「縁」も止まってしまいました。
一服のお茶は人と人の間で、会話を生みます。
そんな縁を円と○でデザインし、店内からできるだけ直線をなくしました。
キッチンやテーブルは真円がとってあり、知らない人同士でもそれぞれの存在を
ほんの少し意識できることで、たまたま居合わせた縁を感じて欲しいと願っています。
見どころ - 白と曲線と繋ぎ目と
センターには、直径3メートルの大きなテ ーブルを作りました。
左官仕上げで組み上げたテーブルは、急須と湯呑みからイメージ描き上げたデザイン。
なだらかなに下へと伸びる曲線と、白磁を連想する「白」を描くことに、
職人の意思 と意地が詰まっています。
さらに店内の曲線には、「継ぎ目や段差」 がほとんどありません。
人と人の縁が滑らかにつながることを願ったデザインです。
見どころ - 木
ほとんどの見える部分は木。
理由の一つはお客さまに心地よく過ごしやすい空間を提供するため。
もう一つが、先ほどの白と合わせて「檜舞台」を作るため。
これは膨大な時間と手数をかけて作り上げた、作品のようなお茶と、そのお茶からしかできないわたしたちのプロダクトを、少し凛とした背筋が伸びる舞台に立たせてあげたいから。
珠玉の日本茶とプロダクトの数々をご提供できる有難さに、
敬意と感謝の意を込めて。
【中村藤吉四条店】 住所 電話番号 営業時間 銘茶売場 10:00〜20:00 |