みなさまこんにちは。
オンラインスタッフみどぱです。
みなさまは「口切り」という言葉を聞いたことはありますか?
お茶の世界で、口切りとは
「茶壺の口を切る」を省路したものです。
光を遮り、密閉できる茶壺は
昔から茶の長期保管に使用されてきました。
初夏八十八夜(五月初旬)の頃に摘んだ新芽は
茶壺に入れて封をし、冷暗所に置いて約半年間保管します。
そうして夏を越したお茶は、味が熟成され
より一層の深みと味わいを増すのです。
茶道の世界では「茶人の正月」ともいわれる11月。
茶壺の口を切って、中の碾茶を石臼で挽き、
濃茶として、その年の抹茶の出来を味わいます。
1年の中で抹茶の旬の時期ともいえますね。
熟成された抹茶は深いコクと旨味を持ち合わせています。
そして、中村藤吉本店では、「熟成茶」を煎茶でご用意。
煎茶[藤吉(とうきち)]は初夏の新茶を寝かせ、
熟成のまろやかなコクと深みのある香りに。
ぜひ、この時期に楽しむ旬の味をお試しくださいませ😊🍵