【レシピ】新茶の佃煮 〜香りを楽しむ素仕立て〜

皆さま、こんにちは😊オンラインスタッフのケコです。

夏の暑さが少しずつ落ち着き、季節の変わり目を感じる9月。
冷蔵庫の中に、まだ少しだけ残っている新茶の茶葉…ありませんか?

今日は、そんな新茶を最後まで美味しく楽しむレシピ、
「新茶の佃煮〜香りを楽しむ素仕立て〜」をご紹介します🌿

🫖 素材そのものを、静かに味わう
実山椒も、白ごまも、削り節も使わない。
香味素材を“あえて引く”ことで、新茶本来の青い香りや柔らかな渋味、
そしてほんのり甘い旨みが、ゆっくりと浮かび上がってきます。

お茶の「佃煮」と聞くと、ごはんに合うしっかり味を想像するかもしれませんが、
今回は真逆のアプローチ。
出汁や醤油も控えめにして、「素材の香りに浸る」ような佃煮に仕立てました。

材料(仕上がり 約300g分)

新茶(生葉または蒸し新茶)    約80〜100g(固く絞った状態)
薄口醤油(なければ濃口でも可)    大さじ2
みりん    大さじ2
酒    大さじ1.5
砂糖(きび砂糖または白糖)    小さじ2〜3
水    50ml

 

作り方
1)下ごしらえ(生葉の場合)
 新茶が生の状態であれば、沸騰湯で10〜15秒ほどさっと湯通しし、
 すぐに氷水に取って冷まします。水気を軽く絞ってから、1cm幅にざく切りします。

2)煮る
 小鍋に水・酒・みりん・醤油・砂糖を入れて一度沸騰させます。
 刻んだ茶葉を加えたら、弱火で5〜7分ほど煮含めます。
 ※焦げないよう注意!

3)冷ます・保存
 煮汁がほぼなくなったら火を止め、粗熱を取って保存容器に移します。
 冷蔵保存で4〜5日ほどお楽しみいただけます。

楽しみ方いろいろ
・温かいご飯にそっとのせて
・冷奴にひとさじ添えて
・焼きおにぎりの具にしても香ばしく
・クリームチーズと一緒にバゲットに乗せてアペリティフにも!

「素材に敬意を払う」という日本の食文化の原点を感じながら、
最後の一葉まで、新茶を大切に味わってみてくださいね🍃

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