お茶の本質にふれる、深く静かな生茶ゼリイ体験

皆様、こんにちは😊 オンラインスタッフのケコです。

中村藤吉本店の看板商品といえば…そう、「生茶ゼリイ[抹茶]」!

昔は今のように期間ごとに販売しています期間限定の『生茶ゼリイ』はありませんでした。
「この抹茶ゼリイ、どこまでいっても抹茶だなぁ」と思いながら、毎日毎日たくさんの生茶ゼリイを陳列していた日々。
ゼリイのぷるぷるした触感、抹茶の香りの立ち方、小豆の粒感——フレッシュさを感じさせるものでした。

でも、いつからだったでしょうか。
「生茶ゼリイに中村茶が仲間入りするよ」と聞いたとき、私は思わず「ついにここまで来たか」と心の中で呟いてしまいました。

中村茶。それは私たちがブレンドから携わっている、中村藤吉本店のオリジナルのお茶です。抹茶でも、玉露でも、煎茶でもない。だけど、そのすべての“よいところ”をやさしく、豊かに、まろやかに包み込んだような味わい。

このお茶が「生茶ゼリイ」に?
その時私は“「生茶ゼリイ」の向こう側”に、ひとつの物語があることに気づきました。
「生茶ゼリイ[中村茶]」を試食してみると、「中村茶そのもの」でした。
抹茶のような力強さではなく、透明感もありながら、深い余韻がある。
そして、驚くほど中村茶の輪郭が口いっぱいに広がっていく。
「生茶ゼリイ[中村茶]」を口に含んだ瞬間、「あ、これが“中村藤吉本店の味”なんだ」と、私の中で確信が生まれました。

抹茶のシャープな魅力でも、ほうじ茶のあたたかさでもなく、そのどちらにも寄りすぎないからこそ、贈る相手を選ばない。「お茶好きだけど、何を贈ったらいいか迷う…」というときに、迷わずおすすめできる存在です。

冷たく冷やして、ふるんとした触感を楽しんだあとに口に広がる旨味。
ひと口ごとに「静かな余韻」が訪れます。

生茶ゼリイの世界は、いつのまにか進化し、でも変わらない軸を持ち続けています。
この夏もまた、私は「生茶ゼリイ[中村茶]」をそっと冷蔵庫に忍ばせて、大切な誰かの「午後の時間」にそっと添えたくなるのです。

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