皆さま、こんにちは😊オンラインスタッフのケコです。
お茶を淹れたあとの茶殻。
ほんのりと香りが残っていて、触れるとまだ柔らかくて、どこかもったいない気がしませんか?
実は、この茶殻にはまだたくさんの旨みが詰まっています。
「飲むお茶」から「食べるお茶」へ。
今回は、出がらしの煎茶を“香ばしいチップ”に変えて楽しむレシピをご紹介します。
🍽 煎茶茶葉チップの香ばしマッシュポテト
カリッと香ばしい茶葉チップを、ふんわりマッシュポテトにトッピング。
シンプルながらも、口に入れた瞬間にお茶の香りがふわっと広がるひと皿。
旨みとほろ苦さ、そしてサクサクの食感が、まるで小さなごちそうのよう。
| 🥣 材料(2人分) <茶葉チップ> 煎茶藤吉の出がらし:大さじ3(絞って軽く水気を取ったもの) 塩:ひとつまみ 白ごま(あれば):小さじ1 ごま油(オプション):数滴 <マッシュポテト> じゃがいも(男爵がおすすめ):2個(約300g) 牛乳:50〜70ml バター:10g 塩:小さじ1/4〜調整 |
👩🍳 作り方
① 茶葉チップを作る
出がらしの茶葉をキッチンペーパーに広げ、水気を軽く押し取る。
耐熱皿にクッキングシートを敷き、茶葉を平らに広げる。
電子レンジ(600W)で1分ずつ様子を見ながら、計4〜5分加熱。
パリパリに乾燥すればOK(焦げに注意)。
途中で一度混ぜ、均一に乾燥させる。
カリカリになったら塩・ごま・ごま油を加えて混ぜ、冷ます。
② マッシュポテトを作る
じゃがいもは皮をむいて一口大に切り、やわらかくなるまで茹でる(約10〜15分)。
湯を切り、鍋に戻して中火で水分を軽く飛ばす。
熱いうちに潰し、牛乳・バター・塩を加えてなめらかに仕上げる。
③ 仕上げ
器にマッシュポテトを盛り、上から茶葉チップをたっぷり振りかける。
お好みでオリーブオイルや黒こしょうを加えて完成。
🌿 ポイント・コツ
茶葉は完全に乾燥させることで香ばしさが引き立ちます。
ごま油を少し加えると、茶葉の香りがふわっと立ち上がります。
男爵いもなどホクホク系のじゃがいもが相性抜群。
塩味は茶葉チップとマッシュポテトの両方で調整を。
🍃 アレンジも自由に
チップに粉チーズを加えれば洋風に。
カレー粉を混ぜればスパイシーアレンジに。
ごはんや冷や奴にふりかけても美味。
ポテトの代わりにカリフラワーでヘルシー仕様にも。
お茶を「最後まで味わう」ということ
お茶を淹れ、香りを楽しみ、味を楽しむ。そして最後に、その余韻を“食べて”楽しむ。
そんな風に、お茶を余すことなく味わう暮らしには、小さな贅沢と静かな豊かさがあるように思います。
茶殻を香ばしいチップにして散らすだけで、日々の食卓が少しあたたかく、少し美しくなる。
それもまた、お茶の力なのかもしれませんね。
