茶殻を美味しく食べる、クリームペンネ
皆さま、こんにちは😊オンラインスタッフのケコです。
お茶を淹れたあとの茶殻。皆さまは、どうされていますか?
「香りがもう残っていないから」「使い道がわからなくて」と
そのまま捨ててしまう方も多いかもしれません。
けれど実は、茶殻にはまだまだ美味しさが詰まっています。
旨み成分のアミノ酸や、食物繊維、ビタミンCなど──
“飲む”だけでは味わいきれない、もうひとつの可能性があるのです。
今回はそんな茶殻を“食べる”ことで、
お茶の新しい一面を楽しむレシピをご紹介します。
🍵 茶殻のクリームペンネ
ほのかな苦みと香ばしさをまとった煎茶の茶殻を、ベーコンの旨味とクリーミーなソースに合わせた一皿です。
レモンをほんの少し加えることで、煎茶の青みがやわらぎ、全体が上品で爽やかな味わいに仕上がります。
|
🥣 材料(1人分) 煎茶の茶殻(お茶を淹れた後のもの)…大さじ1(約5g) |
👩🍳 作り方
1、茶殻の水気を軽く絞り、レモン汁をふりかけておく。
2、フライパンにオリーブオイルを熱し、ベーコンを弱火でじっくり炒める。
3、玉ねぎを加え、透き通るまで炒めて甘みを引き出す。
4、水とコンソメを加えて沸かし、ペンネを直接入れて約6分煮る。
5、豆乳と生クリームを加え、さらに3〜4分煮てソースを絡ませる。
6、とろけるチーズと粉チーズを加え、弱火でとろみを出す。
7、最後に茶殻を加えて軽く和え、すぐに火を止める。
8、器に盛り、黒こしょうを振り、お好みでレモン汁をかけて完成。
🌿 ポイント
・ベーコンの脂を弱火で引き出すことで、ソース全体に旨味が広がります。
・茶殻は水分を軽く絞るだけでOK。炒めすぎると香りが飛んでしまうので注意。
・レモン汁を少し加えると、煎茶の苦味がやわらぎ、爽やかな後味に。
🍃 お茶を「飲む」から「食べる」へ
お茶を淹れたあとに残る茶殻は、実は“まだ使い道がある食材”です。
普段は見過ごしてしまうものの中に、小さな美味しさや発見が隠れています。
たとえば、サラダのトッピングにしたり、ごはんに混ぜて「茶葉ごはん」にしたり。
少しの工夫で、最後の一滴までお茶を楽しむことができます。
“もったいない”ではなく、
“最後まで美味しく”という発想で。
それもまた、日本茶と向き合う豊かな時間なのかもしれません。
