九月は、「間」の季節。
皆さま、こんにちは☺️
オンラインスタッフのケコです。
九月は、少し不思議な季節。
夏が終わったようで、まだ終わっていない。
秋が始まったようで、まだ始まりきっていない。
朝は少し涼しくなったと思えば、昼間は汗ばむような陽気の日もあります。
空を見上げると、夏のような入道雲が浮かぶ日もあれば、秋らしいいわし雲が広がる日もあります。
九月は、どちらか一つではなく、その両方が同じ景色の中にある季節なのだと思います。
そんな九月を過ごしていると、「間(あいだ)」という言葉が浮かびます。
夏と秋の間。
暑さと涼しさの間。
冷たいお茶と温かいお茶の間。
私たちは、その移り変わる時間の中で暮らしています。
だからこそ、九月は「どちらでもいい」という選択ができる季節なのかもしれません。
朝は温かい煎茶を淹れて、午後には水出し茶を楽しむ。
夕方は窓を開けて風を感じながら、ゆっくりとお茶を味わう。
そんなふうに、その日の空気や気分に合わせて一杯を選べることも、この季節ならではの楽しみです。
お茶には、「こう飲まなければならない」という決まりはありません。
季節が変わるように、飲み方も少しずつ変わっていけばいい。
今日は冷たいお茶。
明日は温かいお茶。
その日の自分にとって心地よい一杯を選ぶことが、お茶を楽しむこと。
九月は、大きな変化がある季節ではありません。
少しだけ空が高くなったり。
日暮れが少し早くなったり。
虫の声が変わったり。
ほんの小さな変化が、毎日の中に静かに重なっていきます。
だから気づいた頃には、夏は思い出になり、秋がすぐそばまで来ています。
そんな「間」を味わえるのは、一年の中でも九月だけなのかもしれませんね。
忙しく過ごしていると、つい次の季節ばかりを見てしまいます。
でも、ときには立ち止まって、「今しかない季節」を味わってみる。
九月は、そんなことを教えてくれる季節です。
夏でもなく、秋でもない。
その「あいだ」にある時間。

