みなさま、こんにちは😊オンラインスタッフのケコです( ´∀`)
忙しかった日も、そうでなかった日も、
1日の終わりには、心と体をふっと ゆるめるような「お茶時間」を持ちたいなと、私は思っています。
夜が深まるにつれて、
部屋の中の音も、呼吸も、少しずつ静かになっていく感じ。
そんな時間に、私が選ぶのは京番茶です。
薪火のような、どこか懐かしい香り。
大きく炒った茶葉の香ばしさが、
湯気と一緒に部屋にゆっくり広がっていきます。
少し強めに淹れても、渋みがなく、口あたりはとてもやさしい。
深呼吸するように、一口ずつ、ゆっくりと味わいます。
私のおすすめは、ほんの小さな和のお菓子をひとつ添えること。
今日は、塩味のきいた煎餅を半分だけ。
またある日は、干し芋や黒糖ようかんをほんの一口。
甘さが控えめなお菓子は、
京番茶の香ばしさをそっと引き立ててくれます。
灯りを少し落として、
カップを手のひらで包むように持つと、
お茶のぬくもりが指先から、じんわりと身体に広がっていきます。
飲み終わったあとは、すこし背筋がのびて、
「今日もおつかれさま」と自分に言いたくなるような気分。
明日を今日よりも少しいい日に、なんて楽しみにするための準備なのかもしれません。
