
『新茶[松]』を
ご購入いただいたお客様へ、
トキノシンチャを待つ時間を愉しむための特別なお便り

秋への一歩を感じる頃。
トキノシンチャもまた、
静かにその味わいを深めていく。


夏の余韻を感じながら、
熟成の変化を楽しむ
8月、陽の光、昼は暑さは続くものの、夜の風にはかすかに秋の気配が。
お茶の熟成もまた、ここから味の深みが増す重要なタイミング。
熟成の深みが加わるタイミング


8月、夏の陽射しが少しずつやわらぎ始めるころ。
春に摘まれた新茶は、時間の中でゆっくりと変化し、その若々しい香りは徐々に落ち着きを見せてきます。
熟成が進むにつれ、新茶特有の青さは影を潜め、代わりに、旨みと甘みがふくよかに調和し始める時期。
茶葉を手に取れば、その色・香り・手触りにも、“ととのい”を感じる静けさが現れてきます。
この「熟れゆく新茶」の味わいの変化もまた、季節とともにあるお茶の楽しみ方のひとつです。
楽しみ方
夏の終わりと秋の始まりに寄り添う一杯
立秋を迎え、空気の中にほんの少しの陰りが混じる頃。
朝晩にふっと感じる涼しさとともに、湯気の立つあたたかなお茶が、次第に恋しくなる時期でもあります。 この時期ならではの楽しみとして、涼を感じるくずまんじゅうと温かい新茶の組み合わせを。
つるんとした喉ごしのくずまんじゅうに、新茶をそっと添える。 心と身体にやさしく染み渡るひとときを演出してくれます。
まるとのひとこと
立秋を過ぎても、暑さはなお厳しく。
けれども、新茶はゆっくりと熟成を重ね、静かな深みをたたえはじめます。
香りは落ち着き、味わいは芯を持ち、少しずつ「秋のお茶」へと近づいていく。
今はまだ、目に見えない変化の途中。
急がず、焦らず、季節とともに育つ味を待つ。
それもまた、茶の楽しみのひとつです。


