水出し煎茶とは?

水出し煎茶は、水で出した時に最も美味しくなるよう「合組-ごうぐみ-」(ブレンドのこと)をした、水出し専用の煎茶です。お茶は高温で出すほど、甘味や旨味の成分と一緒に、苦渋味の成分もたくさん溶け出しますので、甘味よりも苦渋味を強く感じる原因となります。これを冷水で抽出すると、苦渋味の成分は溶け出しにくくなりますが、少し青臭み、生臭みが出ることと、味全体のバランスが悪くなるため、あまり美味しく入りません。水出し煎茶は冷水で出した時に、まったりとした旨味とコク、じわりと広がる甘味に、程よい苦渋味がバランス良くでるように独自の配合と製法で仕上げた季節限定のお茶です。

淹れ方

水出し煎茶以外での、暑い季節にぴったりの冷茶のいれ方をご紹介します。
やり方はとても簡単です。いつもよりも少し濃いめに出したお茶を、たっぷりの氷をいれたグラスに注ぐだけ。いわゆる「オンザロック」です。
氷が溶けて薄まりますので、そのまま飲むと少し濃すぎるくらいがちょうどです。お湯でだす場合よりも、茶葉の量を気持ち多く、抽出時間も少し長めにして下さい。水出しとはまた違ったお茶の風味をお楽しみ頂けます。

  • おすすめの淹れ方

  • オンザロックで