『新茶[松]』を
ご購入いただいたお客様へ、
トキノシンチャを待つ時間を愉しむための特別なお便り

朝露が降り、
空気が澄んでいくように、
お茶の味わいも研ぎ澄まされる。

9月に入り、
秋の気配が色濃くなる頃。

ひと雨ごとに気温が下がり、草花には朝露が宿るように、お茶の旨みも熟成の最終段階
角の取れた渋み、まろやかな旨み、そして熟成ならではの余韻が完成しつつあります。

[今月のテーマ]

熟成の最終段階、味わいの完成へ。

熟成開始から4ヶ月。
茶葉の変化は、いよいよ最終段階に入りました。

味の変化:

渋みの角が取れ、まろやかで奥行きのある味わいに。
旨みが凝縮され、甘みとのバランスが最も整う時期。

香りの変化:

青々しさが消え、熟成された茶葉特有の芳醇な香りに。
わずかに感じる穀物や木のような深みのある香り。

水色の変化:

新茶の頃の鮮やかな緑から、やや黄金がかった落ち着いた色合いに変化。


熟成の最終段階にふさわしい、
秋のお茶時間

ゆっくりとした秋の訪れとともに、
じっくり味わうひととき

トキノシンチャの仕上がりを目前に、秋の空気を感じながら、
この時期にぴったりのお茶で心を整えてみませんか?

番茶

ほのかな香ばしさと軽やかさで、涼しくなる季節にぴったり。

ほうじ茶

秋の訪れとともに、深みのある香ばしい香りを楽しむ。


楽しみ方

新茶の佃煮
〜香りを楽しむ素仕立て〜

素材そのものを、静かに味わう
実山椒も、白ごまも、削り節も使わない。
香味素材を“あえて引く”ことで、新茶本来の青い香りや柔らかな渋味、そしてほんのり甘い旨みが、ゆっくりと浮かび上がってきます。



新茶香る
きのこレモンマリネ風

新茶の葉おはぎ

まるとのひとこと

9月は、夏の名残と秋の気配が交わる季節。
昼間にはまだ暑さが残りますが、朝夕には涼やかな風が吹きはじめます。

そんな時季には、お茶も「冷たく」「あたたかく」飲み分けるのがおすすめ。
氷に注げば清涼感を、温かく淹れれば、落ち着いた旨みをひとつの茶葉が、二つの表情を見せてくれます。

これから、お茶は静かに熟成の時を重ね、より深みある味わいへと育っていきます。
10月以降、円熟した一杯をお届けできる日を、どうぞ楽しみにお待ちください。

\ 今月の新茶葉 /